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韓服で王宮へ行く日は、
宮ごとの方位で選べます

文化 · · 読了 約7分

ひとことで

ソウルの朝鮮五大王宮はそれぞれ違う方位にあります。景福宮の勤政殿から測ると、徳寿宮は南の186.2°、昌徳宮は東の91.0°、昌慶宮は94.5°、宗廟は110.7°。今日合う方角節気を重ねて、行く宮を決めます。

宮ごとに方位が違うとは、どういうことですか?

Answer
景福宮の勤政殿を基準に測ると、ほかの宮と宗廟はそれぞれ違う角度に置かれています。ですから今日どちらの方角が合うかで、行く宮が変わります。
すべてを回る旅ではなく、ひとつを選ぶ旅なら、方位はかなり使いやすい基準になります。

ソウル都心の王宮は、歩いて行き来できるほど近くにあります。それでも方角はばらばらです。景福宮の勤政殿から測ると、徳寿宮が南の186.2°、昌徳宮が東の91.0°、昌慶宮が94.5°、宗廟が110.7°。数度の違いに見えて、火(か)と木(もく)に五行が分かれる距離です。

この記事でまず置きたいのは徳寿宮です。南の186.2°、五行では火。都心のまんなかにあって日が暮れても動線が切れないので、日の短い季節に強い宮です。冬の王宮を見たい方は、ここから組むのがいちばん楽だと思います。

京都で御所や神社を歩くときは、建物そのものよりその場所に流れている時間を見に行く感覚が近いかもしれません。ソウルの王宮も似ていますが、五つが数キロの範囲に散らばっていて、しかも一つひとつ方角が違います。そこが日程の組み方に効いてきます。

五つの宮は、それぞれどちら側ですか?

景福宮が基準点です。都城の中央であり北の位置に座っていて、ほかはそこから見た角度で整理されます。

場所景福宮から見た方位方位角五行合う節気
景福宮基準点(中央・北) 土(ど)通年
徳寿宮186.2° 火(か)大雪のあと
昌徳宮91.0° 木(もく)清明のころ
昌慶宮94.5° 木(もく)穀雨のころ
宗廟110.7° 木(もく)霜降のころ
慶熙宮

五つめの慶熙宮は、私たちが使っている実測の方位表にまだ入っていないため、数字を空けてあります。朝鮮五大王宮を数えるときには必ず入る宮ですが、確かめていない角度を書くことはしません。

昌徳宮と宗廟はユネスコ世界遺産です。二つは隣り合っていて、方位でも同じ東のまとまりに入るので、一日をつなげて組みやすい組み合わせです。

今日合う方角で宮を選ぶと、どうなりますか?

Answer
南が合う日なら徳寿宮、東が合う日なら昌徳宮・昌慶宮・宗廟という決め方になります。
方位と五行は対になっていて、南は火、東は木、中央は土として読みます。

日本で方位を見るときは、九星気学の本命星から方位除けや恵方を考えることが多いと思います。韓国の四柱推命は生年月日時の八文字から見るので、出発点そのものが違います。同じ「東」でも、たどり着き方が別の道筋だとお考えください。

自分にどの方角が合うのかから知りたい方は、旅行の方位の決め方が先です。方角と五行の対応が表になっています。

節気で季節を選ぶと、どの宮が合いますか?

王宮は季節をそのまま受ける場所なので、節気を基準にすると外しにくいです。2027年の日付で整理すると、こうなります。

節気2027年宮で見えるもの合う場所
大雪(たいせつ)12月7日雪が降ると屋根の線がいちばんはっきりする時期徳寿宮
霜降(そうこう)10月23日紅葉が降りてくる時期宗廟 · 昌徳宮
清明(せいめい)4月5日塀の内側が緑に変わる時期昌徳宮
穀雨(こくう)4月20日春の雨が続き、石畳が濡れる時期昌慶宮

節気はその一日だけを指すのではなく、その前後の半月ほどの手ざわりを指します。大雪が12月7日なら、12月の上旬から中旬がその季節だと考えてください。

おもしろい重なりがひとつあります。2027年は大雪(12月7日)と清明(4月5日)が、韓国でいう「손없는날」と重なります。節気と손없는날が同じ日に来ることはそう多くないので、日付が未定ならこの二日を先に候補へ置く価値があります。ほかの候補は2027年の韓国旅行によい日に月別で並べてあります。

韓服を着ると、何が変わりますか?

韓服を着た人に王宮の入場で優遇を設ける仕組みは、長く運用されてきました。ただし対象になる宮、適用される期間、認められる装いの条件は時期ごとに変わるため、この記事では数字を書いていません。

十二時辰の正確な区切りは出発時間の選び方に表があります。韓服は歩みがゆっくりになる服なので、一つの時辰をまるごと一つの宮に使うくらいの見積もりが楽です。

一日に何か所まで回るのがよいですか?

韓服を着た日は、同じ方位のなかで二か所が無理のない量です。方位が分かれると移動が伸び、移動が伸びると先に服が疲れます。

王宮の外へ出てソウル全体を五行で分けて見たい方には、五行で選ぶソウルの街が続きの記事になります。5htripは検証された万年暦エンジンでその日の方角を先に出すので、宮を選ぶ順番もそこから決められます。

念のため。王宮の開場時間・休館日・入場優遇の条件は変わることがあるため、この記事には数字として書いていません。訪問前に各宮の告知を必ずご確認ください。

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よくある質問

宮ごとに方位が違うとは、どういう意味ですか?

景福宮から測ると徳寿宮が南の186.2°、昌徳宮が東の91.0°です。南は火、東は木なので、宮ごとに手ざわりが分かれます。

どの節気に王宮へ行くとよいですか?

冬なら大雪(12月7日)のあと、紅葉なら霜降(10月23日)、春なら清明(4月5日)のころです。2027年の日付で、その前後の半月を指します。

韓服を着ると王宮でどのような優遇がありますか?

韓服を着ると王宮の入場で優遇を受けられる仕組みが長く続いています。ただし条件と期間は時期ごとに変わるので、行く数日前に各宮の告知をご確認ください。

一日に王宮を何か所まわれますか?

同じ方位のなかで二か所が楽です。昌徳宮(91.0°)から宗廟(110.7°)は歩いてつながりますが、徳寿宮(186.2°)まで足すと方位が分かれて移動が伸びます。