聖地めぐりはリストではなく、
方位でまとめると回れます
K-コンテンツによく出てくるソウルの場所は、四つの方位のまとまりに整理できます。南西(215.8°〜244.8°)、南東(117.2°〜148.3°)、南(162.6°〜167.8°)、北東(58.2°)。一日で全部は無理なので、同じまとまりごとに半日で切り、今日合う方角のまとまりから始めます。
K-コンテンツによく出てくるソウルの場所は、どんなところですか?
めぐるコースを組むとき、よくある失敗はリストを作品単位でつくることです。作品が終わればリストも終わり、どこが本当にその場面なのかを確かめるのも簡単ではありません。ですからこの記事では場所の型でとらえ、そこに景福宮の勤政殿を基準にした実測の方位角を添えました。角度は作品と関係なく、そのまま残ります。
- 大学街の通り — 弘大(ホンデ)、建大入口。
- 路地がそのまま店になった街 — 延南洞(ヨンナムドン)、益善洞。
- 再生された工場地帯 — 聖水洞(ソンスドン)と、その隣のソウルの森。
- 漢江の橋と川沿い — 盤浦漢江公園、汝矣島。
- 夜景の見える南山 — Nソウルタワー。
- 韓屋の路地と王宮の石垣道 — 北村韓屋村から歩いて入る一帯。
それぞれ、ソウルのどちら側にありますか?
景福宮の勤政殿を原点に測ると、四つのまとまりに分かれます。日本の方によく歩かれているのは、まず南西のまとまりです。
| 方位のまとまり | 方位角の範囲 | 場所 | 五行 | まとまりの性格 |
|---|---|---|---|---|
| 南西 | 215.8° 〜 244.8° | 汝矣島 215.8° · 弘大 241.2° · 延南洞 244.8° | 土 土(ど) | 大学街の通りと川沿いの公園。遅い午後から |
| 南東 | 117.2° 〜 148.3° | DDP 117.2° · 建大入口 118.0° · 聖水洞 119.2° · 益善洞 120.1° · 蚕室 125.5° · ソウルの森 126.4° · 街路樹通り 148.3° | 木 木/火 | 再生された工場地帯と新しい路地。昼から夕方へ続く |
| 南 | 162.6° 〜 167.8° | Nソウルタワー 162.6° · 梨泰院 162.9° · 明洞 164.2° · 盤浦漢江公園 167.8° | 火 火(か) | 夜景と漢江。日が暮れてからが本番 |
| 北東 | 58.2° | 北村韓屋村 58.2° | 水 水/木 | 韓屋の路地。早朝がいちばん静か |
表を見るとすぐ分かることがあります。弘大 241.2° と延南洞 244.8° の差は3.6度、聖水洞 119.2° とソウルの森 126.4° の差は7度です。角度が近ければ、歩く距離もだいたい近くなります。逆に北村 58.2° と延南洞 244.8° は、ほぼ正反対です。
なぜ同じ方位でまとめるのですか?
これは好みの話ではなく、角度からそのまま出てくる結論です。北村から延南洞までは方位で186度離れています。ソウル都心を横切って反対側へ渡る移動なので、その一日から写真を撮る時間がまるごと消えます。
一方、南西のまとまりは汝矣島 215.8° から延南洞 244.8° まで29度の内側に収まります。弘大と延南洞にいたっては3.6度差です。こういう日は移動時間ではなく、滞在時間で一日が埋まります。
日本で方位を扱うときは、九星気学の本命星から吉方位や恵方を見ることが多いと思います。韓国の四柱推命は生年月日時の八文字から見るので、同じ「南東」でも導き出し方が別の道筋です。この記事の方位角そのものは暦とは無関係の実測値なので、どちらの見方をされる方にもそのまま使えます。
半日コースはどう組みますか?
まとまりごとに性格が違うので、始める時間も変わります。景福宮からの距離も添えました。
| まとまり | 半日の動線 | いつ始めるか | 景福宮からの距離 |
|---|---|---|---|
| 南西 | 弘大 → 延南洞 → 汝矣島 | 遅い午後から夜へ | 5.1 〜 7.9 km |
| 南東 | 益善洞 → DDP → 聖水洞 → ソウルの森 | 昼ごろ始めて、日暮れに川沿い | 1.4 〜 8.0 km |
| 南 | 明洞 → Nソウルタワー → 梨泰院か盤浦漢江公園 | 遅い午後に上がって夜景まで | 1.8 〜 7.9 km |
| 北東 | 北村韓屋村 → 歩いて王宮へ | 早朝、人が少ないうちに | 0.6 km |
蚕室 125.5° と建大入口 118.0° は南東のまとまりの内側ですが、それぞれ13.1 km、9.3 kmと少し遠めです。この二つは聖水洞と組んで別の南東の半日として切り出すほうが楽です。街路樹通り 148.3° も同じまとまりですが角度がいちばん開いているので、南のまとまりへ渡る途中に挟むと自然につながります。
今日合う方角がどこなら、どこから始めますか?
順番の決め方はひとつだけです。今日合う方角のまとまりを前に置き、残りを後ろへ回すことです。
- 南西が合う日弘大・延南洞から。土なのでとどまる手ざわりで、ひとつの路地に長くいることになります。
- 南東が合う日聖水洞・ソウルの森から。木と火のあいだで、始まって広がる結です。
- 南が合う日Nソウルタワー・盤浦漢江公園から。火なので夜が強いまとまりです。
- 北東が合う日北村韓屋村から。早朝に始めて、そのまま王宮へ渡ります。
最後のまとまりは韓服で王宮へ行く日の選び方にそのまま続きます。北村 58.2° から景福宮まで0.6 kmなので、午前は韓屋の路地、午後は王宮という一日なら、方位が一度も折れません。
何人かで行くときは、どう分けますか?
見たいものが人によって違うときは、日付ではなくまとまりで分けるほうが揉めません。同じ日の午前と午後を二つのまとまりに割るより、一日をまるごと一つのまとまりに与えて、翌日に別のまとまりへ行くほうが移動はずっと短くなります。
誰とどんな順番で歩くと楽かは旅行の同行者との相性に整理してあります。街をもっと細かく五行で分けたい方は五行で選ぶソウルの街が続きの記事で、自分の街からソウルがどちら側かは自分の街からソウルはどの方角かに実測の方位角で書いてあります。
5htripは検証された万年暦エンジンで、その日に合う方角を先に出します。まとまりの順番を決めるとき、それを一行目に置いて始めてください。
念のため。この記事は特定の作品や人物のロケ地を主張するものではありません。ソウルで繰り返し登場する場所の型と、その実測の方位角だけを扱っています。各所の営業時間・料金・立ち入り条件は変わることがあるので、訪問前に現地の告知をご確認ください。
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聖地めぐりを方位でまとめるとは、どういう意味ですか?
場所を景福宮基準の方位角でまとめるという意味です。南西215.8°〜244.8°、南東117.2°〜148.3°、南162.6°〜167.8°、北東58.2°の四つに分かれます。
一日で全部は回れませんか?
方位で見ると難しいです。北村58.2°と延南洞244.8°はほぼ半周離れているので、その一日は移動で終わってしまいます。
弘大と延南洞はどのくらい近いのですか?
方位角で3.6度差です。弘大241.2°、延南洞244.8°で、景福宮からは5.4 kmと5.1 km。どちらも南西のまとまりです。
回る順番はどう決めればよいですか?
今日合う方角のまとまりを前に置きます。南西なら弘大・延南洞、南東なら聖水洞・ソウルの森、南ならNソウルタワー・盤浦、北東なら北村からです。